内容紹介
- ※この商品は固定レイアウトで作成されており、タブレットなど大きなディスプレイを備えた端末で読むことに適しています。また、文字列のハイライトや検索、辞書の参照、引用などの機能が使用できません。
※電子版では、紙のガイドブックと内容が一部異なります。掲載されない写真や図版、収録されないページがある場合があります。あらかじめご了承下さい。
※この商品は、「フィリピン」編の分冊です。「フィリピン」編4冊がパックとなった合本も販売しています。詳しくは『地球の歩き方 フィリピン』で検索ください。
フィリピン随一のリゾート地が広がるエリア。ここには、さまざまな個性をもった島々がある。なかでもセブ島、ボラカイ島には美しいビーチが多い。遠浅の白い浜、南国の強い日差しと魚影濃いクリスタルブルーの海……。そんな快適なビーチリゾートで、ゆったりとした休日を満喫したり、マリンスポーツを思う存分楽しみたい。
セブは日本人にとって最もポピュラーなリゾート。「セブ」とは、南北200kmに及ぶ細長いセブ島、その東側に位置するマクタン島、そしてその付近に点在する小さな島々の総称である。真っ白なビーチもさることながら、周辺を取り囲む珊瑚礁のすばらしさはダイバーを魅了してやまない。マクタン島、モアルボアル、バディアン、リロアン、マラパスクア島といったダイビングの基地となる所には、高級リゾートからゲストハウス、レストラン、ダイビングサービスなどが軒を連ねている。マニラからのフライトも頻繁にあり、日本からは直行便で所要わずか4時間40分程度。
ボラカイ島もフィリピン有数のリゾート島。バカンス好きの欧米人の間では、早くから美しいビーチをもつ未開発の素朴な島として密かな人気を誇っていたのだが、ここ数年の間に開発が進み、今ではすっかりにぎやかなビーチリゾートとなった。とりわけ島の西側に広がるホワイト・ビーチ沿いには高級リゾート、安宿、レストラン、バー、ディスコ、ダイビングサービスなどが軒を連ね、多くの旅行者でにぎわう。
ボホール島最大の見どころは、チョコレート・ヒルズ。その幻想的な光景は、旅人の心を魅了する。そして、タグビラランから突き出すように浮かぶパングラオ島には、いくつかの美しいビーチとダイビングスポットが点在する。ほかにもロボック川の川下り、世界最小のメガネザル・ターシャ、フィリピン最古級の教会バクラヨン教会など、旅行者にとって興味深いものが多い。また、米がおいしいことで有名な島でもある。町から一歩外に出れば、そこには延々とのどかな田園風景が広がっていて、日本人にとってはなぜだか懐かしささえ込み上げてくる。